明石沖マグロ35kg!!

2002年8月17日 明石沖
コシナガ=125cm 35kg
ファイト時間=2時間38分
アングラー=松元秀樹
ボート=ソルトアスリート

「ついにやりました。念願の近海10キロオーバー!
     もう体中ボロボロです。 ちなみに、MIDノットでした!」


使用タックル
ROD ゼナック フォキートFS59−2 Whippy
REEL シマノ ツインパワー6000H(改)
LINE PE3号
LEADER ナイロン30lb
LURE Pボーイ85g


アングラー松元氏のHPはココです。


和名:コシナガ
英名:Longtail tuna
学名:Thunnus tonggol

尾部が長い。 マグロ類では小型種。 体側下部に横長の小判型小斑が密に分布する。 個体によっては、白斑が連続して横帯となったものを持つものもある。 胸鰭はやや長く、その先端は第2背鰭起部下方より少し前方か、もしくはそれに達する。 適水温=摂氏18〜30度。 鰓耙数=20〜23。 脊椎骨数=39。

コシナガ / Longtail tuna の世界記録は1982年オーストラリアの35.9kg。 今回のマグロはソレに匹敵するサイズである事は間違いありません。 まして30lbクラスのタックルでキャッチされたコトはとんでもない大事件です!

コシナガはマグロ7種のなかで最も沿海性のマグロ。 ルアーやフライによく反応し、チャミングで寄せて釣れる上にサイズが手頃(1m前後)なのでのFFのターゲットとしてオーストラリアではかなりポピュラーのようですが、30kgを超す個体は極めて少ないようです。 

関西各地で釣り上げられたマグロのなかはコシナガと思われるものが相当あるようですが、正確な魚種判定が出来ないまま「クロマグロ」あるいは「マグロ」と表現されていました。  学術的なレベルから見れば日本の沿海で完璧な成魚のコシナガが釣れる事は大きな発見でもあり、世界記録級のゲームフィッシュが身近な海域で狙える事は我々釣り人にとっても大変喜ばしい事でもあります。

今後、日本の各地で世界記録級のコシナガが釣り上げられる日もそう遠くは無いような気がしてなりません。 日本から生まれるTUNA類のワールドレコード! 挑まずには居られませんね!!



今回の魚種判定については、JGFA常任理事の松浦昌治氏の判定を最終結論として断定に至りました。
松浦氏を始め、関係各位のご協力に深く感謝いたします。 ありがとうございました。

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