若狭メバル温泉 「スカリの難」
2004年1月29日
あの若狭メバル温泉に再び挑戦。 今回は竿も新調して万全の構え。 爆釣にそなえてスカリを買って現地入り。 期待に反してアタリは皆無。 3時間半経ってようやく23cmゲット。 買ったばかりのスカリにメバルを入れ、チヌ用ストリンガーを使って岩場に設置。 ウネリが強いのでロープを張り気味にして釣りを続けた。 あいかわらずアタリも無く移動を繰り返す私。ふとスカリに目をやると・・・ 「あれ?」 オレンジ色のフロートで浮いてる筈のスカリが無い! 急いでロープをたどると岩の隙間に潜り込んで引っかかってるようだ。 岩に引っ掛かってる部分を足で浮かせながら必死で引っ張るが取れない。 「くそ!さっき買ったばかりなのに! 1380円もしたのに!!」 中に入れたメバルも惜しいが1380円のスカリはもっと惜しい。 必死で救出に励む。 「ズル!」 なんとストリンガーの金具が伸びて外れてしまう。スカリは出てこない・・・ 「(T_T)・・・」 やっと釣れた1匹のメバルと1380円のスカリを同時に失ったショックは凄まじく、しばらく釣りに集中できない。 真っ暗の海辺に独り。 迫る闇。 背筋に悪寒が走る。 「や、やばい感じ。。。」 めちゃめちゃ怖いけど丸ボーズで退散したくないので釣りを頑張る健気な私。 十分後、ふと岩の隙間に目をやるとオレンジ色のフロートがぷかぷかと。 「OH!ラッキー!! スカリ発見〜!!!」 ウネリに押されて岩の隙間をかいくぐって出てきたようだ。 急いで磯玉で救い上げてスカリを救出。 メバルの無事を確認。 ふ〜、やれやれ。 |
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救出されたメバル。 かなりグロッキーです・・・ |
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てな訳で1380円のスカリは無事救出されました。 めでたしめでたし・・・。 |
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スカリ救出を終えアタリもロクに無いメバル温泉をあきらめ車でポイント移動。 常夜灯の灯るテラス状の場所でカマスの入れ喰いに遭遇! | |
ボトム付近ではチヌらしき魚も見え、さらに執拗に攻めると小アジが釣れる。 | |
ラーメン休憩の後、さらに東のO港へ移動。 港の常夜灯まわりでメバルのライズ発見。 背の青いメバルが一投毎に釣れる爆釣状態になる。 | |
小メバル爆釣に飽きちゃったので移動し舞鶴湾奥を数箇所チェックするが釣れない。 この時点(03時過ぎ)でメバル1匹とカマス数匹のキープのみ。 こりゃオカズには足りんぞ! てな訳で思い切って宮津まで移動。 昨年痛い目に遭った丹後メバル牧場に入る。 |
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ここではパラマックスとグラスミノーで入れ喰い。 強いロッドのおかげで藻に負けないファイトが出来る。 | |
遠距離での極小アタリも軽いモーションで簡単にフッキング。 まるでカワハギ釣りのような感覚。 | |
乗る前に掛ける釣りを存分に楽しみ、気が付いたら空が白み始め、結局一晩中メバルと遊んでた私。 まさにメバル馬鹿ですな・・・。 釣ったメバル=50尾以上。 子持ちメバル=0尾。 キープした獲物=メバル6匹、カマス4匹。 家を出てから帰宅するまで=20時間10分。 走行距離=366km。 |