「夜の深海ジギング@由比トーナメント」参戦記

2003年11月15日

毎年恒例となった駿河湾の深海ジギングトーナメント。 今年は京都、大阪、兵庫から6名2チーム体制で参戦となりました。 参加メンバーは下記。

・京都から手馴れの川村さん
・京都から駿河湾2回目の三上さん
・大阪からレディース参戦のさくらさん
・兵庫から駿河湾2回目の松田さん
・兵庫から初挑戦の秋田くん
・兵庫から4年目の私=ふじはし

このトーナメントは餌は持参なので各自いろんな特餌を用意して挑む。 サンマ、タチウオ、スルメイカ、コウイカ、ソデイカ、カツオのハラモ、バラムツ、ニジマス、ブラウントラウト・・・。 まさに山海の珍味盛り合わせ。 果たしてどんな結果が出るか楽しみである。

名阪国道経由で清水ICから由比港へ。 お土産のサクラエビを大量に買い込んで会場へ。

今年はグルーパーボーイズの永井さんが進行役で開会式。 船割りやルール説明の後、乗船です。
我々6人はグルーパーのCチーム(?)と一緒に青木丸に乗船。 開始早々、かもさんが連続ヒットを披露。 餌はサバのようです。
川村さんは相変わらず好調です。 ブラウントラウトの切り身が良かったそうで・・・
いまやパワーファイターのさくらさん。 「コウイカは膨張して硬くなるからアカン・・・」だそうです。

他のメンバーも反応は悪くない。  しかし、アタリが多い割りになかなかフッキングに至らない私。 反応のある棚は50〜150mとバラバラで狙いどころを絞れず、せっかく食わせても殆どバレてしまう。 周りの情報に振り回されて自分のリズムを失い、次第にアタリすら無くなっていく。
ヤバイ、そーとーヤバイ。 こりゃ下手をすると初ボーズかも・・・。

終盤。 グルーパーの清水さんが連続ヒット! 上がってくるのは巨大なバラムツ。 それもエントリーサイズ=20kgオーバーだ!

「150から160mでデカイのが喰ってきますよ」 と清水さん。 グローのハオリ8にカツオのハラモとバラムツの切り身を抱き合わせで装着。 素直に160mまで落とす。

「ガガガ・・・」 お〜、早速反応あり!
「ゴゴゴン!」 お〜、遠慮なく喰いよった!
ラインを巻き込みながら竿を下げ、バットまで曲げ込んで渾身のフッキング!
「よっしゃ〜!ヒットぉぉぉぉぉ〜!!」 

走りは鈍いがやたら重い。 水深160mで掛けたのでリフティングするのは大変だったがバラすともったいないので慎重にファイト。 やがて浮き上がる巨大な魚体。
「デカイぞ!バラすなよ!」
船長の指示で確実にランディングされ、ほっと一息の私。 ふ〜、やれやれ・・・
船上計測で20kgを上回ったので我々はこの1匹をエントリーすることになった。 4回目の挑戦で初エントリー。 果たして上位入賞は出来るのか?
正式検量の結果、私のバラムツは23.2kg。 しばらくは暫定1位でしたが終盤になると続々と巨大魚が持ち込まれ、 最終的に入賞圏外の4位に転落。 惜しいところで入賞を逃してしまいました。

今回の優勝者は一昨年の覇者:小幡さんのバラムツ28.2kg。 2位はいつもお世話になる大ちゃんのサットウ28.1kg。 3位はレディースmたんのサットウ26.6kgでした。 こうやって見たらやっぱりデカイですね! 皆さんおめでとうございます!!

大会終了後は清水IC近くのファミレスで軽い食事を取り、東名〜東名阪を経て「針TRS」で解散。 兵庫組はさらに150km走り、午前8時過ぎにようやく帰宅となりました。 往復1000km近い道程でしたが松田さんのMPVは運転が楽でとても快適。 松田さん、ありがとうございました。



この釣りが始まって10年以上経つと思いますがシーズン後半に開催される釣り大会にコレだけ巨大な奴が次々とエントリーされるって事は関西のジギングシーンから見れば恐ろしいことですね。 昔に比べてデカイのが少なくなったと言われてますが20kg後半でないと入賞できないのが事実。 やはり駿河湾って凄いですね! また来年も懲りずに参加したいと思います。