投げ釣りパラダイス! in 鳥取
2002年7月6日
「ボチボチ釣れてますよ!」 鳥取のやまおさんからの便りが届く。 「お、もうそんな季節なんだ」 昨年は行く機会が無かったキスの投げ釣り。 思えば小学生の時に父親に連れて行ってもらった淡路島以来である。 投げ竿は持ってないがとりあえず手持ちのシーバスタックルとGTタックルを持って前田ピン蔵さんと出かけることになった。 午前4時前。 鳥取市内の某コンビニに集まったメンバーは、なおとさん&やまおさんの現地ガイド2名と宴会部長の前田ピン蔵さん、30年ぶりにキスの投げ釣りに挑戦する私の4名。 早速、第一ポイントまで車を走らせる。 |
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第1ポイントは伏野海岸。 台風の影響で南風はかなり強いが雨の心配は無さそうだ。 各自タックルをセットして浜へ散り、広大な浜から期待の第一投! ふふふ、釣れるかな? | |
約30年ぶりの投げ釣りに期待を込めてアタリを待つ私。 ゆっくりと仕掛けを引きずりながら反応を探る。 「プルプル!」 なんとGTロッドでアタリがわかる!(笑) 記念すべき一匹目のキスは10cm程度のかわいいピンギスだったが、久し振りに手にする美しい魚体に感動する私。 「へっへっへっ、こりゃテンプラだぜ!」 | |
結局このポイントでは20cm弱のキスを頭に数匹キャッチ出来たが、ちょっとアタリが止んだので移動となった。 |
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第2ポイントは牧谷海水浴場。 島ありテトラありのいかにも釣れそうな雰囲気。 シーバスロッドとPEラインを活かして島周りのシモリを攻めるとビンビンアタリがある。 しかし、何故か鉤にかからない私。 ここで好調だったのは前田ピン蔵さん。 良いサイズの多点釣りを演じて見せる。 | |
鳥取組のやまおさん&なおとさん。 さすがにポイントを熟知してるだけあって無駄が無い。 むやみに遠投せず、確実に釣果を積み重ねていく。 私といえばやたら遠投して無駄が多いばかりかバラシが多い。 どうやらPEラインの特性が災いしてるようだ。 | |
午前10時で鳥取組は解散となったが私はまだまだ釣り足りない。 「俺はまだ釣る!」 前田ピン蔵さんには悪いが付き合ってもらうことになった。 結局この後も投げる度に反応があり、爆釣とは言えないまでも飽きない程度にキスは連れ続いた。 さすが鳥取。 まさに投げ釣りパラダイス!! |
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けっきょく正午までキス釣りに集中し続け、20cm級混じりで30匹以上のキスを釣ることが出来た。 「ヤバイ、こりゃおもしろ過ぎる!」 私も前田ピン蔵さんも同意見。 「やはり専用の道具は必要だな〜」 「竿立てやクーラーも専用設計が欲しいぞ!」 すでに物欲が加速する二人。 もう誰も止められない・・・(笑) |
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持ち帰ったキスは一匹づつキレイに背開きしてテンプラで頂きました。 高級料亭でも味わえない鮮度の高い上質なキスのテンプラ。 揚げ立てに塩を振って食べるとホント最高です!! 豊かで美しい海に向かって竿を振り、小気味良いアタリにワクワクしながら「釣り」の極めて根本的な面白さを存分に堪能できる。 30年ぶりに体験したキス釣りは「釣り」の喜びに満ちた痛快な体験でした。 砂浜と魚に恵まれた鳥取。 時間をかけて出掛けるだけの価値は十分すぎるほどあるようです。 次回は専用タックルを揃えて尺オーバーを釣るぞ! |