鳥取釣行 サクラマスとヤマメ 其の二
2001年5月5日

「本流サクラマス編」

今年のゴールデンウィークは3月に世話になった中嶋さんのお誘いで再び鳥取釣行となった。狙いはFFでのヤマメやイワナ。前回、残雪の中でなんとか一匹釣る事が出来たのでベストシーズンに爆釣をもくろんでの釣行である。前日までの打ち合わせで鳥取のS川本流某所で午前9時に落ち合う事に決定。バタバタと私用を片付けフライを数本巻き準備が完了する頃には既に当日の午前3時過ぎ。へたに寝ると寝坊しかねないのでそのまま車に乗り込んだ。
05時30分S川某所到着。ココは3月にサクラマス狙いで入った場所で実績の高い有名ポイントだが釣り人の姿は無い。「ちょっとやってみるか・・・」車に積みっぱなしのサクラマスタックルを手に川へ降りた。

前回は増水による強い流れに阻まれて攻めきれなかったが今回は雪代が納まり優しい流れである。やや澄み気味なのが気になるが水深は充分だ。
フラットな水面に現れる反転流渦にディープミノーを送り込み「チョン、チョン、チョン・・・」とトゥイッチを刻む。クロスキャストの角度を変えてトレースコースをずらしつつ、スタンスも数メートルずつ移動して流れを切り刻む作業が続く。寒さに耐える早期と違い集中力が持続。この時期の本流も悪くないもんだ。 

クロスキャストから流れに任せつつトゥイッチを刻みながらリトリーブ。弧を描くラインの先端が流れの核心部に迫る時 「コン!」 とタッチ。ウグイかな?と思いつつ、さらに3回トゥイッチを入れると 「ズシッ!」 と来た。「よっしゃ〜!」 意識して遅めにフッキング。直後 「バンバンバン・・・」 や、やばい、首振ってる!テンションを抑えてマスを落ち着かせ、走らせてから仕切りなおそうと思ったが強烈な首振りは収まらない。ロッドが硬いのでバラす危険性は高く極度に緊張したやり取りが続く。しばらくして竿のリードによりマスを泳がせることが出来たので弱るまで水中で回して泳がせ、クタクタになった頃にようやくランディングに成功した。


ネットに収まる至高の魚体。精悍な面構え。張り詰めた筋肉。まさに完璧の「銀」!
攻めて誘って食わせて獲って。一連の操作がまるで教科書のようにスムーズに運び、我ながら背筋が震えるほどである。危険なやりとりだったので心臓はバクバクであったが落ち着いて対応できたのは睡眠が足りなかったからだろうね・・・(笑)


タックルは相変わらずのボロ竿=D社シルバークリーク8ft にABSスプールのトーナメントX3000iA。ラインはDUELのフロロナイロン10lb。ルアーは最近気に入っているシュガーディープShortBill85F。肝心かなめのランディングネットは昨年の巨マス事件の翌週(!)に購入したブローディンのサーモンネット。一年以上経ってようやく役に立った訳です。ま、一番大事なのはランディングネットだったりする釣りなので買っておいたほうが安心です。


始めた当初は狂うほど通いつめたサクラマス釣りも、ここ数年は早期に2・3回行く程度の気負わない釣りになった。あまりにも釣れない為に釣行回数が減ったのが現実だが、サボりだしてから結果が出始めたのは皮肉なモノである。今回も予定外の結果なので幸運以外の何者でもないのだが、少なくとも現場に行って竿を振らない限りどんな結果も生まれないのは確かですね。

しかし、こんなところで運を使い切ってしまってこの後の釣りは大丈夫かな?・・・(^^ゞ



この後は「渓流フライフィッシング編」に続きます。