鳥取釣行 サクラマスとヤマメ
2001年3月3日
いよいよ渓流解禁、サクラマスのシーズンである。昨年まで兵庫県内に絞り込んで狙っていたサクラマスだが幸運にもいくつか実績が出来たので少し足を伸ばして鳥取のS川水系を攻めることにした。 S川に関しては下流域の一部しか知らない私であるがネットで情報交換をしている地元の中嶋さんが有望ポイントをガイドしてくれる事になった。予定では午前中に本流でサクラマス。午後からは支流域でヤマメをフライフィッシングで楽しむ算段である。久し振りの渓流にそなえて#3ロッドとラインを新調して当日に挑む。 残雪の峠道をいくつも越え、何度も迷いながらなんとか待ち合わせ場所へたどり着いた。現地の中嶋さんからサクラマスのポイントを教わり、さっそく川へ降りる。 水量は申し分なく、厚く重い流れでいかにも大型鱒族が潜んでいそうな雰囲気だが冠水したススキが邪魔で攻めづらい。ウエーディングで腰まで入らないと満足に釣りができないポイントが多く、移動が激しくなってくる。川幅も水深も変化に乏しく、マスの付き場が読めないまま釣り下ってしまった。う〜ん、小河川の経験しかない私には難しいぞ・・・。 冷えた体を温めるつもりで車に戻ったが徹夜が祟って眠ってしまった。「トントントン・・・」車のガラスを叩くのは中嶋さん。外に出ると強風である。「ヤマメ行きましょうか?」 はいはい、待ってました♪ |
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![]() 残雪の溪 それほど寒くは無かったが・・・ |
盛期には仕事帰りにイブニングライズを楽しむ中嶋さんが案内してくれたのはS川支流のH川。解禁早々とあってエサ釣師の姿があちらコチラに見える。まだ残雪が目立つだけにフライへの反応は無い。もしかしたらエサ釣師に全部釣られちゃったかな? |
やや下流へ車で移動し、再び攻めはじめる。時期的にはニンフで水中を攻める季節だが、ちょっと穏やかな陽気なのでドライフライで釣り上がっていく。気が付くとカワゲラやカゲロウが飛ぶ姿も見える。良い雰囲気だ。 |
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「オーイ!」上流から中嶋さんが呼ぶ声が。急いで駆け寄るとしっかりとヤマメを釣っているではないか。「ライズへのドライフライで一発!」 凄い!フライサイズが#12というのも凄いぞ! |
![]() 中嶋氏 #12のドライで見事キャッチ! |
「さあ、釣ってください」って言われて途端にプレッシャーが・・・。「くぅ〜、どうしよう、釣らなきゃ悪いしな〜」気があせるが表向きは冷静な振りだ。一心に流れを見据え釣れそうな「筋」へフライを打つ。新調したての#3ロッドだが妙に手に馴染んで思い通りに操作できるのが気持ちいい。選んだフライは#16のグリズリー。視認性を高めるためにウイングにはオレンジ色を配してある。流芯脇のヨレをフライが流れたとき「バコン!」とヤマメが出た!見事なヘッド&テールであったが針には掛からない。「お!やる気あるじゃん!」 しつこく同じ「筋」を攻めているとまたもや「バコン!」と出た。しかし残念ながらコレも掛からない。どうやら微妙にドラッグが掛かっているようである。う〜ん、難しいぞ! さらに上流へ進むといかにも釣れそうなポイントが展開しているのだがフライへの反応は無い。私はさっきの「バコン!」が気になってしょうがないので頃合を見計らって再び攻めてみた。 |
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![]() やっと釣れたヤマメちゃん。 サイズは気にしない・・・ |
すると1投目でまたもや「バコン!」 今度はバッチリ食った。おニューの#3ロッドがビンビン曲がる! 「ウヒャヒャヒャヒャ〜」 快心の一撃に笑いが止まらない。 |
「これで帰れますね」と中嶋さん。ほんと釣れなきゃどうしようかってマジで悩んでたもんね。良かった良かった・・・。 気温が上昇して状況は好転と読み、再び上流のポイントへ移るが今度は風が強くなって釣りそのものが辛くなってきた。晴れたり吹いたり忙しいお天気である。ま、春には良くあることだけどね。 残雪にまみれ、エサ釣師の間隙を突いてドライフライでヤマメが釣れた。よくよく考えたら凄いことではないか? 「うんうん、そうだそうだ」と言う訳で本日は納竿となった。 |
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この日、ロクに飯も食わずに12時間以上付き合ってくれた中嶋さん。この後は地元の釣り仲間と朝まで宴会らしい。恐ろしい男である・・・。 私はこれから150kmのドライブ。徹夜明けでクタクタではあったがノンストップで自宅まで帰ってきた。 |
![]() 鳥取の快男児 中嶋さん。また行こうね! |