「ジャコジグの釣りはサッチャンにぴったりだよ〜」 甘〜い言葉にフラフラと誘われ、いきなり大会で体験することになってしまった。 今まで3キロ以上の魚を釣ったことない私だが、ここのBBSでバラムツとサットウの深海ジギングを知り、気が付けば参加メンバーになってました・・・(^^ゞ よくよく聞けば20キロ以上が対象とか・・・「そんなもんどうやって釣るんや〜!!」とめちゃ不安でしたが、「え〜い、行ってしまおう!!」の勢いで道具も新調して当日に挑んだ。
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しかしまぁ〜大阪からの道中はすごい雨と風でした。 トロモンズC組の私達は予定より遅れながらも由比に到着。 すぐに開催準備のお手伝い。 参加者向けの景品仕分け作業なんだけど、これがまた楽しい! 流れ作業に燃えました(笑) ネット仲間の懐かしい人達やトロモンズの皆さんにご挨拶しつつ、時間があっという間に過ぎていきました。 |
受付と開会式が終わりタックルの準備。 初めて挑戦する釣りに期待と不安で一杯の私に、トロモンズB組の女性メンバーかばちゃんが「ガツガツときてもあわせたら駄目だよ。 ぐ〜であわせるんだよ」と教えてくれる。 「ぐ〜で殴るんか・・・」と覚えつつ出航! 船には関西トロモンズC組の私達4人と関西からきた男性ふたり。 相変わらず風雨は強いが身体は期待で燃えるように熱い! 期待のヒラジグラ200gに餌をつける。 そう、この餌には「愛」があるのだ!!「いりこだしの素」をふりかけたも〜ん(^^)
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まずは1投目。ラインの色を数えて落とすが間違えそう・・・今何十メートルだっけ(^^; 「コツッ」とあたりがある。 聞いてたアタリと違う? しばらく棚を探った後また「コツッ」とアタリがある。 え〜い!わからんけどアワセちゃったら重くなった! 「嘘?魚?ほんまに釣れたの? 私って凄い!」 しかし巻いてくるほど手ごたえがなくなる(^^; 「間違えてる?」と隣のふじはしさんを見ると 「最初だからアミですくってあげて」という。 やっぱり魚らしい・・・ |
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あがってきたのはバラムツ!「やったぁ〜♪」 船長さんが欲しい人が沢山いるということなので船にあげた。 お陰で記念撮影ができたのだが魚の持ち方がわからず、わし掴みでハイポーズ! 「やっぱりヒラジグラは私の味方よねぇ〜」とご満悦! トロ箱に横たわるバラムツに感動! 船長さんに「これでどれくらいですか?」 「4キロちょっと」との返事。 そうなん・・・この5倍がいるのか・・・とうなだれる私。 |
前田ぴんさんにもヒット。 でもバレてしまう。 次を期待して攻める私だが潮が強くてジグが後ろに流されて回収する。 あと少しで回収かな〜と思ってるといきなり「ガツン!」 なんと魚が後ろにグイグイ引いているではないか(^^; 角度が悪くて対処できない。 ラインが船の下に擦れるぅ〜と体を前にだし、ロッドを下にして離そうとするが、ショートロッドで対処できない。 なすすべもなく船底に擦れて切れた。 後でドラグを緩めて移動すると教えてもらう。 そういうもんなのか・・・ 風雨はさらに激しくなり、目も開けられない状態が辛い。 すると突然、スパンカーがバタバタと轟音をあげて破れてしまった! やむなく港に引き返す船。 もしかしたら大会中止かな? と不安になったが、替わりの船がすぐにやってきた。 凄く手際が良くて休憩も出来ませんでした・・・(^^ゞ
私達が乗り換えた船はトロモンズB組の船であった。 なんちゅうラッキー!とってもうれしい♪ 私達は船首に入れてもらう。 サライくんとやさしそうな人が両隣。 B組のおおくぼさんは後ろの椅子にビール片手に楽しそうだ。 かばちゃん、さんちゃごさんも反対側で頑張る。 なんか一緒の船だとメチャメチャ安心。 雨なんか気にならないもん♪
ポイントに着いてゲーム再開。 次も私が頂くわ!っと期待して攻めるがアタリがない。 他の人もないようだ・・・。 そうだ!ジャックナイフ180gの紺色を使おう。 これで釣れたらふじはしさんは悔しがるだろうなぁ〜。 ふじはしさんから「頼む!ジグ買ってきて」と言われ、慌てて買いにいったジャックナイフは300gの紺色。 ついでに軽い180gを自分用に買ったのだ。 不敵な笑いをもらしつつ、ジグを落としていく
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ロッドを下にむけ、ラインを風にあてないように竿先のアタリに集中。この棚に集中だぁ〜と細かく刻んで止める。 動かさなくても波の上下がいい動きをしてくれると信じる。 得意の「止め」は任せて頂戴! ようやくコツコツ、グ〜と持っていった。 ここで何度かアワセたまではいいのだが、ドラグがすごい勢いで出てパニックになる私。 ヒットした!どうしよう? 「わ〜!!」と叫ぶ! 今まで体験した事がない魚の走りに驚いて叫びまくっていた。 |
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おおくぼさんが傍にいて教えてくれる。 「耐えるしかない!」と言われ我慢。 止まったと思ったらまた走る。 「巻けるだけ巻いて!」と言われ必死で巻く。 重いんだこれが(^^; テンションをかけなきゃと思うがかけれない。 いつギンバルベルトに入れるかわからないので必死で巻く。 入れ方もわからない。 とうとう腕が限界になり、教えてもらいつつギンバルベルトに入れた。 ようやくポンピング体勢に・・・と思ったらバレた。 テンションが極端に緩んでたのね・・・(涙) おおくぼさんによると12キロくらいのサッチャンらしい。 サッチャン・・・あんた凄すぎよん・・・(T_T)。。。
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船の後ろではかばちゃんがヒット! サッチャンってやっぱり女性が好きなの? 「かばちゃんがんばってね〜」と応援しに行きたいのだが体が動かない。 放心状態のまま休憩していた。 どうやら群れが回って来たようでヒットは続くがバラシが多い。 でも船上はかなり賑やかになってきた。 |
トロモンズB組リーダーのさんちゃごさんも快調に釣っている。 やはりベテランは余裕のファイト。 見ていても安心できる。 みんな「小さい小さい」って言いながら10〜15kgのサッチャンを釣り上げる。 むむむ、恐るべしトロモンズ・・・。 |
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ここらへんかなと思ったところでじぃ〜と待つ。 するとアタリとヒットが続く。 集中力が必要だけど竿先みてると面白い! ほらきたよぉ〜と喜ぶが巻いてる途中でバラしてしまう。 フックがはずれる感覚もわかるからショックは大きい。 またやってしまった(^^; 腕が辛い・・・バラしたショックでギンバルベルトが使えなくて、最後までロッドを脇に挟んだまま巻いていた。 これがジギングのようにシャクる釣りなら私は死んでいる(爆) |
ふじはしさんは私のジャックナイフに気がついた。 うれしそうに300gのジャックナイフに付け替える。 これで勝負がはじまるのね〜と密かに思う。 するとまたまたアタリ!「ほら〜私が勝ちよ〜!」とアワセを入れた。
しかし、またも巻いてる途中でバレた。 その直後、ふじはしさんがヒット! さすが・・・ ジグ買ってきたこと感謝してね! |
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もう終わりかなぁ〜思ってると、またガツガツ、そしてグィ〜であわせる。 そして走りを耐える。 「私この釣り得意かもしれない〜」と言えるほど余裕がでてきた。 おまけにいままでで一番強い引きでドラグが出る。 このドラグが出ていく時がめちゃ楽しい。 最初はびっくりしたけど病みつきになりそう・・(爆)。 止まったら恐怖の巻き上げ地獄だろうと思っていると、突然テンションが緩む。 ばれた感触は全然ないのにと焦ってしまう。 「軽くなった何?」「食いあげてる早く巻いて!」とおおくぼさんが言う。 必死で巻き始めるが、ジグの重さも魚の重さも感じない。 早く巻きたいのだが腕が動かず、ゆっくりしか巻けない。 ようやくジグだけの重みを感じる。 魚はいない。 がっくり・・・
「終了です」 その言葉に安堵する私。 最後はジグを回収する力もない。 ギンバルベルトにロッドを入れて巻いてくる。 これは楽だ〜(笑) 今度はギンバルベルトを使えるようにしないと体がもたないよ・・・ すぐバレたのも入れて合計7回ヒット!でも釣れたのは最初のバラムツだけ。 たぶんバラムツ2、サットウ4、不明1の気がする。 ヘロヘロになるほど堪能しました。 船を降り、ぼぉ〜としながら釣りを思い出す。 ずっと応援してくれたおおくぼさん。 ヒットするたびに回収してくれた隣のサライくん。 応援してくれた船の皆さん。 マイクで応援してくれた船長さん。 せめて1匹サッチャンを釣って報いたかったなぁとため息をつく・・・。 本当にありがとう!
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ヘロヘロになったまま表彰式が始まる。 1位から3位のサットウが凄い。 みんな苦しそうにサットウを持ち上げる。 優勝は小幡さんの25.65kg!! こんなの釣れたらどうしよう・・・ でも釣りたいよ〜サッチャン! |
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いまがわさん、MIDナイトさん、大会をサポートしてる皆さんのお陰で楽しい時間が過せました。 ありがとうございます。大会というのにちょっと恐れてたけど、参加して本当によかったです。 とっても楽しい大会でした! |
誘ってくれたふじはしさん、前田ぴんさんとサライくんに感謝とありがとうです。 おおくぼさん、トロモンズの皆さんありがとう。 あ〜、またすごい遊びを覚えてしまったよ〜(^^ゞ
トロモンズC組のみんな、また行こうね〜!(^^)V |
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