テナガ調査 in 鳥取

2010年10月2日



昼前スタートで鳥取のS川へ。

15時:下流域を転々としながらたどり着いた護岸帯。
石積みとテトラの組み合わせはまるでテナガパラダイス!
テトラや岩の陰を念入りに探るが釣れるのは巨ハゼばかり。。。
夕刻になるとテトラの表面は1〜2cmの稚テナガでビッシリ!
来期が楽しみでもあるが親テナガはまったく見当たらない。

18時:もう親テナガは深場に落ちたと判断して釣りを終了して車に戻る。
18時15分:3台の軽トラがやってきて懐中電灯を持った男が集まってきた。
もしや?と思って聞いてみる。

ふ:「今から何か獲るんですか?」
男:「エビだよエビ!」
ふ:「俺さっきまでエビ狙ってたんだけど小エビしか居ませんでしたよ?」
男:「デカいのは今からや。暗くならなエビは動かん!」

と言い放つと川へ降りて行った。

そう聞いて引き下がる俺では無い!

来る途中に釣具屋で買った500円のエビ獲り網を持って後に続く!
夜のテトラにヘッドライトを照らしながら探る。 すると明るい時間には姿を見せなかった親テナガが居る居る!

500円のエビ獲り網で捕獲に挑むが、ライトと網の操作の連携が肝のようでなかなか面白い。 獲りやすいテトラ表面は小型のメスばかりだが、流木が絡んだポイントでロングアームげっと!
石積のスリットには大型が見えるが網が入らないので餌釣りで攻める。

根掛かりに苦戦しながらなんとかロングアームげっと!!
結果、18時半から20時半まで頑張って30ちょいテナガ。

サイズを選ばず網だけで頑張れば数は伸びそうです。


水質の良いS川のテナガなので今回はオールキープ。 ポンプでエアーを供給し、保冷剤で冷却しながら150km爆走して2時間で帰宅。 デッドはゼロでしたが2〜3匹は喰われて殻だけに変化。 帰宅後、保冷剤と水を換えて2時間後に見に行ったらさらに数匹が喰われてました。

この調子じゃ明日の晩飯までに激減しそうな予感。 う〜ん、テナガ恐るべし・・・





翌日:水道水と保冷剤での一夜を過ごしたS川テナガ群。 クッキングペーパーで隠れ家を造った甲斐無く共食いにより5テナガマイナスで28テナガ。 これ以上の損失はアカン!と料理酒で締め、塩と片栗粉で汚れを落して唐揚げに。

水質の良いS川のテナガ。
たった一晩の泥抜きで、「う、旨いぞコレ!!」

テナガ特有の固い脚が独特の歯応えでハマる。 網で獲ったのでサイズは様々なのだが小さいテナガほど美味しい。



3人家族で28テナガはちょうど良い数だが、竿釣りでコレだけ獲るのはなかなか大変。
やはりテナガは掬うもんなのか・・・(悩)