日時 2014年12月29日(月) 7:00〜15:00
場所 石川県富来
天気 曇りのち雨
風 後半は結構あった
波 後半はかなりあった。
船 あづき丸
ターゲット ブリ
参加者 チョコU、ゾンビ、なん、エギン、あと乗り合いの人
結果 4人で、がんど(ワラサ)22本+α、
マダイ4、ハマチ5くらい、かさご5くらい、あこう少々。
今日は富来あづき丸。
前回11/30は、4人でがんど25本くらいと、それなりに楽しめた。
個人的には、だいぶ、富来のジギングがどういうものなのか理解できてきた。
海は荒れていて、しんどい釣りではあったが。
さて、行きの船中。
話題は、11/27のエギンさんの94pヒラメで持ちきり。
持ちきりと言うよりは、正確に言うと、強引な引き込み。
なぜ、俺だけデカいヒラメが釣れたのか、冗長かつ過剰な解説が延々と続く。
「子供なら2人座れる座布団だにー」
「俺のヒラメだけ、ずば抜けとったでねえ」
「他の人の釣ったヒラメなんか、目が逆向いたカレイだって」
「・・・」
いつものことさ。
誰かにしゃべりたくて仕方なかった。
で、本題に戻って、富来の話。
「今日は釣れるかねえ」
「いやー釣れるでしょう、昨日もガンド150本らしいよ」
「まじで?」
「俺も絶対釣れる気がするよ」@エギン
「なんか、やらかす気がせんもん」エギン
「朝イチぱっぱっぱと釣ってクーラー満タンにして
さっさと帰るだわ」
こんな安易な妄想にふけ暮れていた。
で港に到着。
「船長おはようございます」@パル
「エギン、ヒラメの8.7s釣ったんだわ」@チョコUさん
チョコUさんからいいアシストパスを受けるエギン
おもむろに、スマホを取り出して
ヒラメ8.7sの画像を船長に見せようとするエギン。
「なに?8.7s?」@船長
『おーーし、いい感じで船長が喰いついたぞ』@エギン
「それがどーしたー、ヒラメの座布団は10s1m超えてからだわー
80、90なんざー、ここらにはなんぼでも居るわー」@船長
なんと・・・1m・・・なんぼでも・・・
取り出したスマホを、何事もなかったかの様にそっとポケットにしまうエギンだった。
まあいいさ!
いま笑った奴、ここに正座しろ!
てめーに笑われる筋合いはねーわ。
あばよ。
さて、釣り開始。
「朝の寒いうちは、あんまり食わんかもよ」@船長
天気は曇り、波も低い。釣りやすい。
確かに喰わない。
そのうちスイッチが入るんだろうか。
乗り合いの人に、お手本を見せながらシャクル船長。
「今当たった」@船長
エギンも丁度見ていたので、当たったのがわかった。
やっぱしゃくり方なんだろうか。
しかし、しゃくれどしゃくれど当たりなし。
時間帯の問題?
潮?
寒いからか?
しゃくり方?
ストップの間合い?
ヒラメの自慢し過ぎ?
出口がみつからない。
気配の無い海に、うなだれる2人。
「エギンさん、どーゆーことよ、絶対釣れるじゃなかったの?」@チョコU
「あかん、まったくなんも見えん」@エギン
「おかしいなあ、なんで喰わん」@やや悩み始める船長
その後も、状況変わらず。
「どーするよーあんなに氷買っちゃって」@パル
氷売り場、200円/1回
空クーラー持って帰るのか
ヒラメで打ち止めにしときゃー良い釣り納めだったのに
そんな不安がよぎり始めた。
「好きなことやっていいぞー」@埒が明かん船長
インチクをやってみた。
しかし喰う気がしない。
これじゃあかん。
魚探に魚は写っている、そのうち来るだろうと信じてしゃくり始めた。
天気が悪いのでシーフラワーのグローでやってみた。
あたらない。
ここは、自分を信じるしかない。
ヒラメとブリの御造りをイメージして。
しかし、あたらない。
それでも続けていると、待望のファーストバイト。
「今当たった」@エギン
「くっそー乗らんかった」@エギン
明るい色がいいかも。
P-Boyのチャートにしてみた。
今度はしっかり喰ってきた。
慎重に寄せる。
「やったー」@エギン
「エギンやるなあ」@チョコU
この渋い中、価値ある一匹だったさ。
続いてゾンビがインチクでマダイゲット。
で、後が続かず。
当たりが無いどころか、風は出てくる。波も出てくる。
まわりの遊漁船は帰り始める。
もう終了なのかと。
これはこれで、俺だけ頭一つリードで気分良いかもなと思ったが
「あかん、釣るまで帰らん!
このままじゃエギンにやられっぱなしだわ」@でらー気合の入るチョコU
荒天の中、釣り続けた。
雨が服を濡らして、体が冷えて、ほんとに辛くなってきた。
なぜかここで魚のスイッチが入った。
「(魚の層が)上がっとるぞー、ジグ落とせー」@船長
船長の声が大きいときは、必ず何かある。
なんやくんにヒット。
しかし、バラし。
疲れ切った表情。
チョコUさんヒット
「おっし、来た」@チョコU
すると、なんやくんにもヒット。
エギンもヒット。
ゾンビもヒット。
乗り合いの人もヒット。
全員ヒット。
ヒットヒットヒット・・。
船上祭りが始まった。
「祭りだー祭りだー」@パル
全員、北島三郎に見えてきた。
「なんで朝から喰わんのだー
こんな時間まで引っ張りよってー」@船長
ほんとうにそんな感じだった。
どんなジグでも落とせばがんがん喰って来る感じ。
一気に20本近くのガンドをゲット。
あー、疲れた。
ほんとに疲れた。
その後は、当たりも少なくなり、マダイやら、ハマチやら、カサゴやら。
天気も悪いし、みんな釣ったし、納竿。
港に戻って反省会。
「今日は精神的に疲れた」@船長
「ジグ落とすと沈むし、どうなることかと思った」@船長
「粘って良かったですよね」@パル
「エギンさんの一本があったし」@船長
「お昼までは完全にやらかした感満載だった」@パル
「フルボーズのわけあるかー」@船長
帰りの車中
「今日は釣りの厳しさと楽しさと両方味わえたね」
「今日のアップダウンは激しかった」
「本当、昼には空クーラー覚悟したもん」
「本当、やばかったよね」
「ヒラメでやめときゃよかったって思ったよ」
「しゃくっとって、いきなりゴンってくるのはジギングの醍醐味だよね」
「富来行きだして、久しぶりに真剣にジギングやっとるもんなあ」
「釣れて良かったわ」
「でもやっぱ富来はすごいとこだわ」
「遠いけど、来る価値あるよね」
富来の不敗伝説はまだまだ続く。
帰りは志賀の郷温泉に入った。1000円。
いつもの富来温泉センターは休館日。
行きも帰りもキッチンユキ。はやってるのも頷ける。
P-Boy115g ピンク、チャートなど
ハマーだけど脂maxでした。
冬の魚は良いですなあ。
これはガンド。
ガンドの胃袋からは、鰯がたくさん。