日時 2005年4月22日〜25日
場所 石垣島 八重山諸島
天気 晴れ、曇り、スコール、風あり、いろいろ
ターゲット GT
メンバー Gucci,手下
結果
GT40キロアップ、21キロ位、7キロ程度
イソンボ 100ポンドオーバー

今年は諸事情によりフィリピンにいけなかったので今回の釣行には期待してたんだけど
ここまで結果が出るとは思いませんでした。ラッキー!って感じ。
今回は八重山諸島をぐるっと回る釣行でルート的にはバラエティに富んでいた。
釣行前から手下さんがいろいろ情報を集めてくれ
DepthのKOBA船長と打ち合わせを細かくしてくれたようだ。
今回の目標はとりあえず30アップが一匹取れればよし!で出発した。

◆1日目
空港に着きKOBA船長と合流。以前からBWで話を良く聞いていて
いい船長だということは知っていたが本人と会い話を聞いてびっくりの28歳である。
上木隊員とかわらんなぁとか思いつつ港に着いた。
とりあえず港で着替える。こんなシチュエーションどこかであったなぁと思いつつ着替えるが暑い。
しかもなんだかとてつもなく眠い。寝不足がひどいと船酔いすんだよなー。
手下さんにアネロンをもらって出航。そして多良間にGO。
多良間って話には聞いたことがあるが実際にいくのは初めてで
どんな感じかぜんぜん想像がつかない。どんなルアーがいいかも分からんので実績があり
好きなルアーでもあるストライプドアンティアスをチョイス。
カラーも八重山カラーというべきオレンジヘッド、イエローボディ。
あまり色はこだわらないのだが基準が分からんのでお勧めどおり
素直に従う。体がだるいのでゆるゆると投げ始める。
「しゅるしゅるぽっちゃーん」@ルアー
何投か投げてもどうにも気合が入らん。こんなんじゃ釣れねーな。
と思いつつゆるゆるとポッピング。
「じょぼっじょぼ、グァバ!、バーン」@八重山の海
「食ったー」@Gucci
気の済むまでフッキングをするがどうにも調子が悪い。
なんかだるくてテンションがかけられない。
ヘロヘロファイトを続けながらもたもたとランディング。21位かな?



「まぁまぁいいよ。」@手下
「おめでとうございます。」@船長
「イヤー何とかつれました。」@Gucci
この後もだらだらと釣りをするがこの後数バイトありこの日は終了。
本日は離島にて民宿泊。11時過ぎまでだべって就寝。

◆2日目
本日も引き続き調子が悪い。眠いしだるい。
やっぱり普段まじめに働いてる分こういう時にでてしまうんだな。
だって手下氏は元気いっぱいだもんな。とか思いながらだらだらとキャストを続ける。
島周りのシャローを打っていく。
風は常時5メートル以上ウサギも走り出すなどして海も悪い。
反応も手下氏にはぽつぽつと反応があるみたいだが
フッキングしなかったりでこっちには何にも無しだ。
まじめにやらんとだめだなとは思うが気合が入らずだらだらとキャスティングを続ける。
しばらくしてKOBA船長がスーパーシャローに船を船を進める。
そこの詳細まではっきりと分かるほどのシャローだ。こんなところで取れるんかいな?
景色はいいけどね。と思っていると
「トップで9Mです。」@KOBA船長
投げ始めて1,2投目で
「ばちゅん、ばちゅん、ばちゅん」@魚
三発連続で出るがぜんぜん離れた場所だ。船べりまで後20M程しかなかったので
「これは勝負だな。」と思い。
ルアーを急激にスピードアップ、非常にしつこく追ってくる魚。
「ばしゃ、ばしゃ、ばしゃ、グァバ、ばしゃ、グァババーン」@魚
「おっしゃー、食ったぜ」@Gucci
「ビービー」@ライン
すごい糸鳴りがして横にラインが流れていく。
KOBA船長が船の向きを変えてくれてフォローしてくれるが糸の回収がぜんぜん間に合わない。
めちゃめちゃ早いぜと思いつつテンションを回復。次の瞬間。
「ジャッ、ジャーーーーーー」@ステラ
ワンダッシュで40M弱出していった。スプールの逆転は初めて見る程のスピードだった。
そこからは順調に糸が回収でき船べりまでは2,3分。
「絶対とってくださいね。」@KOBA船長
「イソマグロだな」@手下
魚は背中が見えるくらいの水深からはなかなか嫌々をして寄ってきてくれない。
ここでかなりやられまくり。まぁこれまでもやられまくれだけどねー
「危ない」@手下
さかなの頭を左舷に持ってきたのだが急に復活して右舷側に回り込んでしまったのだ。
「ごりりっ」@ライン
「ヤバいすってる、おりゃっ」@Gucci
と竿尻をギンバルから抜き、竿を水面に突き刺すようにしながら反対側に回り込む。
「かっこいいーおれ」@Gucci
「絶対とってね」@船長
「がんばってー」@手下
その後、何とか玉入れしたがでかくてちょっと他もからはみ出てた。
「あがらん」@手下
ちょっと重すぎで手では持ち上げられない。手下氏がギャフも使って船上にあげた。
「でかい」@オール
「こんなでかいのがポッパーにでると思わんかった。」@Gucci
どうやら100ポンドはありました。(寄港後ウインチ)





そのごGucciは眠くて眠くてダウン。これといった展開もなしに終了。
手下氏はちょっと沈気味だ。今回はおいしいところはGucciが頂いている。いい傾向だね。
帰港後石垣牛焼肉を食って<安い>グダグダしゃべって就寝。

◆3日目
さて最終日だ。ここに来て昨日の焼肉が利いたのかちょっぴり復活。
今日は昨日の波がうそのようにべたっとしていてさわやかな風が吹いてる。
途中地獄の200M台300G高速ジャーク(Gucciつれず。手下氏カンパチ、イソンボ)を交えつつ
いろいろなポイントを回る。



「反応のトップ25M、水深75Mから落ちていきます。ジギングです。トップもでるかモー」@KOBA船長
ジギングに嫌気が差していたしなんとなくポッパーがやりたかったのでポッパーを投げる。
手下氏はスーパーライトジギングでアカジン狙いだ。
すると一投目。
「ビシャッ、、ガッパーーン」@GT
デコチェイス後サイドに回りこみ横っ飛びでルアーを咥える巨大GT
「食ったー。でかい」@Gucci
あわせを気の済むまで加えてドラグを閉めて両手で耐えるが
半端じゃないトルクで底に向かって糸がどんどん出て行く。
「食った、でかい」@手下
どうやら此方の掛かったのを見て回収し、その途中ででかいのが食ってしまったようだ。
ヘロヘロファイトを続けるがぜんぜん止まらん。
「どっち優先?」@KOBA船長
「Gucciので、こっちはリーダー六号だから。」@男らしい手下
「水深に余裕があるのでゆっくりね。」@KOBA船長
バックをかけたのでラインがクロスするがこっちはフルドラグなので一歩も動けない。
手下氏が俺に回りこんでラインの交差を直す。
引きを見る限りかなりでかそうだ。しかし、
「プチッ」@ライン
切れてしまった。それと前後するかのようにファーストランは止まった。50M近くは出てるかも?
しかし同じ水深にへばりついてまったく上がってこない。
3メートルリフトするとまた同じ水深に戻ってしまう感じだ。
「ハァハァ」@Gucci
「時間かけて大事にね」@手下
ちょっと限界気味になってきてけつが浮いてしまう。簡単に言うとちょっとのされ気味。
竿先がここまでいったらもう戻せないなってところまで
行ってしまったのでドラグを緩めるが
「ギャンギャンギャン」@ライン
糸がスムースに出ていかない。どうも馬鹿ドラグになってしまったようだ。
態勢を立て直しもう一回締めなおすが今度は魚の急激な突っ込みで
「グエッ」@Gucci
ギンバルから竿尻が飛んでしまい切腹状態。
もう一回ドラグを緩め体勢を立て直すが今のが痛恨の一撃となり体力は限界だ。
魚は相変わらず調子よく同じ水深をキープしている。
これ以上プレッシャーもかけられないので自分が魚より先に回復するしかないと思い
ハンドルを回さず竿だけのプレッシャーにして一休み。
「ちょっと休み休みじゃないとだめだね。」@手下
「ぜんぜんリフト出来ません。」@Gucci
その間も船のフォローは入る。多少復活したのでスプールを押さえゆっくりとリフトを再開。
すると魚もちょっとは弱ったのかゆっくりと浮いてくる。
さらに数メートルリフトすると浮き袋が膨張したのか
割とすんなりと浮いてくるようになりここで
「取れちゃうかも」@Gucci
と思った。
「魚見えたー」@Gucci
「でかい」@手下
結局船影を嫌って船べりで少々暴れたがその後は割りとコントロールできて何とかランディング
「やったー」@Gucci



「自己新でしょ?」@手下
「GTキャスティング最深記録ですよ」@KOBA船長
「ここの根はパルパロ根と命名しました。」@KOBA船長
その後はナブラポイントを攻めまたまたGucciがGTゲット。
7キロ程度の魚だったがノーフォローでファイとしたので結構楽しかった。
出方も良かった。このファイトぐらいだな、今回コントロールできたのは。
ちなみに手下氏は軽く撃沈だったが本人は結構満足したようだ。来週また行くからいいらしい。
石垣に帰りKOBA船長、石垣GTキング君島氏、パル2名で飯を食う。
遅くまでしゃべりKOBA船長が撃沈したのでそのまま終了。
次の日もぎりぎりまでライトで遊び帰郷。

感想
自己新を二個更新出来て良かった。イソンボはマジびっくり。手下氏の協力あり。
船長と君ちゃんはいいやつだった。
来年もまた行こうっと。

TACKLE
REEL ステラ98 16000
LINE ZENAQ 6,8号
LEADER YGK 170Lb 130Lb
ROD CARPENTER WILD VIOLENCE, SEED 83POPPING
LURE CARPENTER ストライプドアンティアス、イラブチャー、他各種