日時 2003年8月13日(水)6:00-16:30
場所 玄達沖
天気 曇り
波  そこそこあった。徐々に高くなってきた。
風  そこそこあった。徐々に強くなってきた。
船  ECHIZEN3
メンバー ばば、ハマノッチ(基本はクルー)、エギン、ほか乗り合いの人5名
ターゲット ヒラマサ、ブリ
結果(船中)ナル(メジロ)5.0kgくらい*1(ばば)、他は乗り合いの人がヒラマサ*1

やっちまったよ。
またやっちまったよ。
ノーバイト2連発だよ。
行けば行く程結果が悪くなっていったよ。
最初の一回でやめときゃー良かった。
名古屋から皆の笑い声が聞こえるよ。
あーあー。
はぁー。

さて、Report始まり。
前回、屈辱のノーバイトで何かを玄達に忘れてきたエギンは、
ばばと共に再度挑戦することになった。
釣行はたった2人だが、名古屋他で結果を楽しみにしとるのが仰山おる。
撃沈したらもみ消せる程、我々の釣りは甘くはない。
そんな心地よいプレッシャー受けながら、いざ出船。

初めて乗るECHIZEN3。
大きくて格好良い船だった。

さて釣り開始。
思ったより、風、波がある。

午前中。
当たらない。
まあ、最近当たるのは午後からだろうし。
体力を温存しつつ、徐々にペースを上げていく。

午後になって。
そろそろだぞ。
しかし当たらない。
まあ、もうじきスイッチ入るだろう、きっと。

14時半頃。
一向に収まらない、風と波。
このまま終わることはないだろう。
そろそろだぞきっと。

「おっし、来た!」@電動のばば
(おいおい、またかよ)@エギン

「やーりー」@笑顔全開のばば
「来たねえ」@楽しそうなはまのっち
(そろそろだと思ったら、またばばかい?)@エギン

楽しそうに寄せてくるばば。



この時点ではブリだと思っていたらしい。

上がってきたのはナル5kgくらいかな。
「玄達10割だよ、これで。BOSEなしだよ俺。」@ばば
「え?俺、俺は前回BOSEだよ」@エギン

(まあ、勝負はこれからさ。奴には言わせておけ)@エギン
「一通り、ほかのメンバーに釣らせて、ぬか笑顔を確認してから
 でかいのを釣るのが俺のやり方だでねえ。わかっとるでしょう。」@エギン

ここからエギンは全開モード。
ばばに釣れて、俺に釣れんわけがない。
しかし、釣れない。

「渋いねえ。ほいだけどまあ、俺は今日も釣ったでねえ」@ばば
「一匹だけなんちゅうのは、大概まぐれだでねえ」@エギン
「2本目獲って初めて釣ったちゅうもんだよ」@エギン

この一言で、ばばも熱くなってきた。
もう一本獲ってエギンをギャフンと言わしたろうというのが良くわかる。
そーはさせまい、絶対ばばよりでかいのを釣ったると気合を入れなおすエギン。
しかーし、釣れない。

乗り合いの人が中ヒラマサGET。

しかし、その後は当たりもなく、波も高くなってきて終了。

「ありゃりゃりゃりゃー、終わってまった。」@エギン

岸に上がる。
悔しくて仕方ないエギンは、結果待ちの奴らを一瞬でも焦らせてやろうと
画像付きメールを送ったった。
件名:見ろ!俺の実力を。参ったか!
本文:見ろ!俺の実力を。参ったか!
添付ファイル:空っぽのクーラー
 ← 正にこれがその画像です

画像を開いて見るまではきっとどきどきしただろう。

すると即効で大王から電話。
「エギンさん、やっぱり予定通りですねえ。
 くだらん画像で無駄なパケット代使わしてくれたねえ」@声がルンルンの大王
(そこまで嬉しそうな声でしゃべるこたーねえがや、くそー)@エギン
(これから毎回パケット代無駄使いさせてやる、くそー)@エギン

「帰りの運転は悔しくて眠れんエギンさんにお願いしようかなあ」@ばば
「そんなことはどーでもいいだけどさあ、あの大王の嬉しそうな声が
 耳から離れんよ、くそー。さっきから後頭部で木魂しとる。
 何が予定通りだぁ、全く、腹立つなあ」@エギン
(先週のばばブリ*2で、大王も悔しくて仕事にならんかったはずだが
 それを俺がなだめとる格好になっとるなあ。嬉しそうに、くそー)@エギン
「エギンくんは、そーいうキャラの方が面白いでねえ。
 毎回釣ってくれちゃうと面白くないでさあ」@ばば
(はたして、俺が釣ることを期待しとる人はおるのだろうか)
いつも三国からの帰路は眠くなるのだが、本当に名古屋まで眠くならんかった。

結果を出して、幸せな思いをして自信を付けるのと
撃沈して、苛められた悔しさをバネにするのと 
どっちが自分のためになるだろうと考えてしまった。

しゃくれどしゃくれど
今日も撃沈、ノーバイト
ここは深海、ほれ、酸素くれ
一茶