日時 2002年10月13日
場所 石川県 三国沖
ターゲット 8キロUPのヒラマサ&ブリ
メンバー 石川maki君、 エンチャン、 トミチャン、 トヨ君、 トクチャン、 マリボサ
船 Naburamaru
結果 ヒラマサ2~3キロ×40本くらい。ガンド混じり。
一人0~13本。
前釣行が悪天候の為、今回特別優遇をさせてもらいました事を
感謝致します。なぶら丸キャプテン、石川のmaki君、三国組みの皆さん。

草木も眠る丑みつ時の2時にメンバーは集まった。
車中酒臭いトミダ八百屋店主 と 小生マリボサ が<< サイバー ジギング >>に
ついての熱き情熱と講釈を延々と語る、語る。それは眠気からくるのであろう疲労
エネルギーがチャージされてスパークしとても近寄れないほどの勢いだ。
ひとしきりしゃべりまくって放電し静かに深く深く沈んでいった。

北陸の朝の冷気がしみる。
風も穏やか、凪もいい感じだ。
なにかが起こる予感。

マリーナを出てすぐのポイントで早速シャクリ始める。
サイバーリールの絹を裂く様な音が響く。
鼻歌まじりのとても軽快なリズムだ。
隣からはサラサラと最高級リール、ステラの音。
鼻息も荒く、肩で息をする紅潮した顔のメンバー。
<< せいぜいガンバッテね。>>とつぶやく・・。
ハマチがパタパタと踊る。盛り上がるデッキ。
そんな中、まだ普通のエンチャンがヒラマサを抜いた。
<< こんなもんよ >>と余裕の顔の瞳の奥に キラリ と
光るものを見た。
<< 嫌な予感がした>>
サイバー1号、2号ともハマチクラスを順調に抜く中、
サイバー3号はとても静かだった。
小物はサッサと切り上げて沖のポイントに移動。
凪もいい。水色もいい。船もいい。メンバーもいい。
すべてがいい状態だ。
そして始まった。
船をたてる。キャプテンが合図する。ジグを落とす。
レバーをまわす。モーターが鳴く。糸も鳴く。海水が
跳ね上がる。鼻歌が聞こえる。
サイバージギングのスタートだ。
普通の人間の体力ではとても続けられないリズムで
シャクリ続ける。
シャクリ続ける。シャクリ・・ 続け・・ る。シャク・・ る。
なぜかトモの二人はとても静かだ。< どうしたことなんだ >
車中であんなにも講釈を披露してしまったので引くに引けず
延々とサイバーシャクリを続けるトミとボサ。
聞こえてくるのはモーターの音と隣でいい汗をかきながら
シャクリ続けるエンチャンの悲鳴 いや嬉鳴だけだ。
エンチャン、maki君はハイ、ハァァ~イ状態。
ミヨシのトヨ君、トクチャンも結構なペースで抜いている。
そんな中でもトモの二人はとても静かだった。
みかねてエンチャンがぼくの耳元でささやく。
<< こうやってチョット投げてからシャクルと・・・>>
寒くなった。嫌な予感がした。
<< ホラァァ キタァァァァ~ァァ・・>>
すべての答えが出た瞬間だった。

サイバージギングは それだけのもの だった。

隣にいるエンチャンの横顔に見とれている自分がいた。

言うまでもなく、帰りの車中の二人はとても静かに深く、深く
沈んだまま寝たふりをしていた。
でも最後にはみんなが獲った獲物をたんまりと分けてもらい
それはそれはにこやかに帰路についたのだった。