2002年6月16日(日)3:00〜10:00
ターゲット:シーバス
船:クルーズ号
釣果:40〜53cm15くらい
今大会に出場するのは2回目となる僕は気合十分で望んだ。
去年は小川氏とエントリーしたがまともに釣りをする前にエンジントラブルという
ごく自然な事態で幕を閉じた。
クルーズチームの今回の出場者は三重の山本氏、飛行機、チョコU、キャップは三浦さん。
午前3時30分ごろ朝倉から出船。
ポイントはビッグワンを狙ってシーバースへ。ところが様子が変だ。まるで川のような流れ。
そしてゴミの山。どうやら前日の大雨による影響でこのような状況になったようだ。
とりあえずキャストするがなーんも反応なし。
諦めざるおえないと判断してポイントチェンジ。
灯台を攻めるがここもだめ。しかたがなく港内を攻める事に。
新舞子のバースで山本氏にヒット!がバレ。40くらいのシーバス。少しやる気の出た僕と飛行機。
柱の周りを狙って小さなアタリがあるもののフッキングまでには至らずポイントチェンジ。
このあたりで半ば諦めモードに。三浦さんとっておきの場所、というよりここが最終ポイント
であろう日鉄へ。幸いタンカーも付いておらず水面の開口部もそこそこある。
ミヨシに立った山本氏と飛行機。するとすぐに山本氏の操るルアーにシーバスからのコンタクトが。
僕がネットで掬ったシーバスはおよそ50cmほど。
そして飛行機にもすぐにヒット。これは少し大きめの50ちょい。
場所を代わってもらってキャスト。一発でヒット。
最近にしては珍しく日鉄ではまあまあの型ぞろい。これも50くらい。
それから暫く入れ食いモードが続くがサイズがあがらない。
食いが止まって気分転換にトリトン、コンテナ埠頭を攻めるが反応なし。
もう残り時間も少なくなってきたので再び日鉄へ。
水位があがってきたため開口部のクリアランスが狭くなってきたのでキャストして奥まで
ほうり込むのが難しくなってきた。
ぽつぽつとしか当たらなくなってきたが飛行機はせわしくルアーローテしながらランガンをくり返す。
よく見たらほとんどのルアーが壁に当たり破壊しているようだ。
それでも彼は、今もう滑走路に着陸しようとしているジェット機にニトロをぶち込んでるように
その勢いは止まらない。プラスチックの割れるカン高いノートを横で聞きながら、よく見たら
半分になった既に機能をしていないルアーをピックアップしてはそのルアーでまだキャスト
をくり返していた。
その彼の口元は少し笑っているように感じた。
どうやら彼の思考能力までも破壊されてしまったようだ。
その時俺は改めてとてつもない相手と一緒に釣りをしているんだなぁと再黙認した。
この光景を見ていたら俺の魂までも抜かれそうになったが再度気持ちを集中させてルアーに
生命を吹き込むがその後はぱっとせずゲームセット。
陸に上がり検量所へ。
どんな輩がいるんだろうとその人だかりの所に行くとそこはまぁ久屋大通りのホームレサーの
それとなんら変わらない風体の連中がたむろしていた。
検量を記録しているおじいは古ぼけた大学ノートに名前を何回も聞きなおしながら記入していた。
ルールは最も大きい魚一匹の長さで行われる。
うちらの持ち込んだ魚を計ると53cm。セイゴの部の枠では入賞はだめだった。
ちなみにセイゴの部で持ち込まれた数はおよそ8匹。最大58cm。
他の魚種のエントリー数はほとんどが3〜4匹。
各魚種によって1〜3位まで入賞があるから持ち込まれた魚はほとんど入賞が可能となる。
そんな大会で入賞できなかった俺らは質の悪い脱力感と共に車に戻った。
クルーズでは今、港内で60cmオーバーのシーバスを釣るとジョッキが貰えるという
キャンペーンをやっている。そしてルアーをひとつロストするごとに1cmづつサイズを
マイナスしてくれるというヘンテコなルールがある。
そして今日飛行機が破壊したルアーの数、およそ10個。基準をクリアーしてジョッキを手に入れた。
その光景を見て俺はある意味こういうのをもぎ取るというんだろうなぁと
妙に納得して遠州復活を期待しながら家路に帰った。