会社から車で数分の場所にあるカブトムシ養殖場です。


バスケットコートが2面取れる位の体育館程の広さでしょうか?
ここに、ナ、ナント、10万匹のカブトムシの幼虫がいます!
奥の方には、くぬぎの椎茸廃材が見えます。

ちょっと、中身?を見せていただきました。


材をよけたら、すぐに丸々と太った幼虫が出て来ました。
こんなのが、10、、、10万匹!?

Kさんが、惜しげも無くカブトムシ養殖に付いて話をしてくれました。

まず、養殖するには3年ほど準備期間が必要なそうです。
地面を掘り、そこに廃材をいれ、膝の高さ程に積み上げるそうです。
マットも使用し、時期が来たら♀を放してやるそうです。
すると、♂がやって来て交尾を済ませ秋には幼虫ウジャウジャとなるそうです。
そして、この方法ですと春に出す幼虫と、ちょっと送れて出す幼虫が深さで
うまい具合に分けられるそうです。
(この時期になると、材を食って大分高さが下がって来ている。)

実際、養殖を教えてくれと言われる方がいるそうですが、環境、気候、水
ましてや農薬などはまるっきりだめで、ここでやっている養殖方法を
そのまま教えてもダメなんですとのことでした。

また、計画生産で行っている為、余分な養殖は一切ないそうです。
10万匹の生産予定だとしたら、1割にも満たない数を余分に準備するだけで
予定数の虫を出荷できるそうです。

さすが、プロですね〜!