実は、今日どこに行くかはすでに決めていて烏來に行く事になっていたのだ。朝、
チェンさんから電話があり、その事を告げる。それでもってお昼は、チェンさんと
食事だ。えっ?何を食べるのかって?飲茶で〜す!

あっ!腕は毒蛾にやられて、湿疹がでているぞ!かゆー。

チェンさんがホテルに来てくれ、タクシーで向う。ホテルのワンフロアーが食事でき
るようになっており、かなりのお客さんが入っている。チェンさんが席を探すと、
おっ?待ち合わせか?なんと!女性がいるではないですか!しかも綺麗!紹介してい
ただくと、チェンさんの日本語の先生ということだった。しかし、仕事は別にあって
高級会員制バーのママだったのだ。お客さんが日本人と言う事もあり、本当に日本語
が上手だ。


日本人も良く利用するらしい。


カートに様々なメニューを乗せテーブルをまわる。そこから好きなものを取り、食べ
るのだ。寿司なんかもあり、『台湾で寿司かよー』なんて1人突っ込みしていた。

面白いもメニューがあり、それは鳥の足の料理だった。多分、圧力釜で調理してピリ
カラ風味に仕上げたのだと思うが、ゼラチン質が上手かった。スギリンはNG。

食べながら色々な話をした。しかも、殆ど日本語で。まず、クワガタや昆虫の話。
台湾の歴史、文化、流行など、、、。本当に楽しい時間を過ごす事が出来た。
チェンさんに感謝である。

ホテルに帰ると、今度は王さんから聞いた容器屋(ホントに容器屋)にケースを
買いに行く。例によってホテル前から、タクシーである。しかし、場所がわからなく
てグルグル。やっと見つけた。見つけたのはスギリン。台湾のタクシーは、場所が
わからないドライバーも結構いる。それで、すぐ戻るとメモして伝わったと思ったの
だが、買い物が終わるといなくなっていた。お〜い!

じゃ、ちょっと歩くか、、、


台北駅である。結構デカイ。

で、裏道をぶらぶら、、、。オレってこういうの好きだったりする。問屋街に紛れ込
んで、面白いものが沢山ある。ホント飽きない。でも、スギリンは飽きてしまったよ
うだ。滅茶苦茶暑いし。

タクシーで帰るか。

ホテルでひと休みして、今度は本屋に『台湾産鍬形蟲』を探しに行く。タクシーに乗
りメモに『大型書店』と書いて出発だ。着いた先はとても有名な誠品書店だった。確
かにでかくて洒落た店内だ。カウンターで聞いてみたがデータなし。別の店で聞いて
みたがここでもデータなし。やっぱりダメなのかもしれない。

外に出ると激しい雨が降ってきた。夜はチェンさんと採集だ、大丈夫か?